結婚したら専業主婦になりたい。
でも共働きが当たり前のこのご時世。
婚活で「専業主婦希望!」なんて言ったら、結婚できないよね・・・。
婚活で専業主婦希望は不利なのでしょうか?
今の世の中は物価高で、経済的な不安は尽きない時代かもしれません。
結婚したら専業主婦になりたいというのは、高望み・・・?なのでしょうか?
婚活では男性の専業主婦に対するイメージは良くない?
専業主婦を希望することは、婚活では不利なのではと悩むのは最もなことです。
インターネット上やSNS等を見ると、専業主婦に対するネガティブな意見はたくさんあります。具体的にはどんなイメージがあるか例として3つほど挙げます。
世間知らずのイメージがある
専業主婦は仕事をしていないという所から、社会人やサラリーマンとしての感覚や常識がわからないと考える人もいるようです。そのため、自分の気持ちや苦労を理解してもらえないのではと不安を感じる人います。
専業主婦は暇?時間の使い方が気になる
現在は昔と比べて、家事を効率化できる便利家電が多くあるので、働く時間を作れないわけがないと考える男性もいます。
「主婦は三食昼寝付き」というような言葉のように、専業主婦は暇なイメージで「俺が必死に働いてる間、遊ぶ気なのか?」と快く思わない方もいるようです。また、時間に余裕があることで、お金を使い込んでしまう、浮気をする等のリスクを心配する人もいます。
自分のお金をあてにされるイメージ
専業主婦希望の女性と結婚した場合、自分が自由に使えるお金は共働きの女性と結婚するよりも当然少なくなります。
結婚したらどちらにしても二人の財産なのですが、自分で稼いだお金なのに、ほぼ自分の自由には使えない、使い方を妻に干渉されてしまうとことを想像して嫌がる男性もいます。また、自分が稼がないととプレッシャーを感じてしまう男性も多いかもしれません。
以上のように、専業主婦の良くないイメージというのは色々ありますが、この記事を読んでいる方は、少なくともそういう印象は漠然と感じた上で悩んでいることと思います。
極端な話にはなりますが、仕事だけして家事育児をやらない人よりは、仕事も家事育児もやってくれる男性と結婚したいように、男性だって家事育児だけやる人より、両方をやってくれる女性のほうが結婚したいと思うでしょう。しかし、結婚の決め手になる尺度はそれ以外にもたくさんあります。
相手の希望になるべく沿えるよう頑張るのは良いことですが、結婚生活は長く続くことが前提です。もし、悩んだ上でそれでもと思うのであれば、自分の希望する生き方を尊重した方が結婚後の生活の満足度は高くなるのではないでしょうか。
婚活で専業主婦を希望するメリット
では、専業主婦希望で婚活をしていくとしたら、何がチャンスになるか考えていきたいと思います。
共働き希望の女性が選びにくい男性を狙える
一番大きいメリットとしては、専業主婦になることを前提に考えると、「人柄や条件は申し分ないのに共働き希望の女性が選びにくい男性」を狙えることです。
女性が結婚後もキャリアを続けようと考えると、以下の状況の男性はあまり人気がありません。
(女性側が再就職がしやすい資格専門職、全国希望異動ができる業種や大手企業等の方は別ですが…)
- 定期的な転勤がある男性
- 短期・長期出張が多い男性
- 実家(義実家)が遠い田舎勤務の男性
夫の仕事の都合で引越しをして自分の勤務先が遠くなるのはいやですよね。
最悪通えなくなれば、そのたび転職する羽目になります。
働きながら子育てするには、親を頼るか、子育て支援や家事サービスが充実している都会に住むのが便利なので、無縁の田舎には住みたくないと考えるのが普通でしょう。(なかには自分の力で乗り切る超人ママもいますが。)
専業主婦を希望していても、生活環境が変わる可能性がある男性と結婚はあまり気が進まないかもしれません。
しかし、転勤・出張が多い男性は(会社にもよりますが)出世・幹部候補で頭も良く年収も良かったりしますし、家に居られる時間が少ないので、専業主婦のほうが助かるという方も多いでしょう。
大手企業の工場は田舎に多いです。都会と比べると田舎は年収が低い人の割合が多いですが、中には大手関連の仕事でスポット的に栄えている地域もあります。そういった所は男性人口が偏ってたりしますので、条件や人柄がいいのにフリーの人が見つかるかもしれません。
家事育児等の無償労働に価値を感じない男性を回避できる
そういう方はまず専業主婦を許してくれないでしょう。
自分と比べて稼ぎが少なければその分家事育児をやるのが当然と考え、そしてそんな大変なこととも思っていません。
予め専業主婦を希望しておけば、そういう男性とは結婚しないで済みます。
実際は家事育児が苦手の男性と結婚しても対策しやすい
婚活時には、「家事は分担、育児もやる」と言っておきながら、実際はほとんど妻まかせになってしまうケースも中にはあります。
数年前から「名もなき家事」という言葉が出てきたように、やるべきことは多岐にわたりますが、代表的な家事やルーティンの家事しか把握できていない男性もいるのです。
共働きだと時間の余裕は限られています。家事や育児の内容を全て列挙して公平に分担することや、やり方を教える、やりやすいように物品や動線を整える等、やろうとすると大変です。
ごちゃごちゃ考えたり気を遣うくらいなら、自分でやったほうが早いと負担も不満もかかえてしまうなんてこともあります。
専業主婦であれば、時間の余裕もありますから自分でやるのはもちろん、分担するための対策も取りやすいです。もし、そういった男性と結婚したとしても、ストレスは軽く済むでしょう。
専業主婦のデメリットも知っておこう!
逆に専業主婦を希望することのデメリットも知っておきましょう。
一般的な男性ウケはあまりよくない
記事前半で取り上げたように一般的には男性ウケはあまり良くないようです。
特に初対面時やプロフィールで専業主婦希望をアピールすることは控えた方がよさそうです。
男性でいえば、結婚したら一切家事育児をやりませんくらいのインパクトかもしれません。
出会いの初期の段階では実際の理由より相手のイメージによる判断がされるため、チャンスを逃すことになりかねません。
少し将来の価値観を話してみるくらいの間柄になってから、専業主婦希望を伝えた方が理由も含めて納得してもらえるでしょう。
お相手に求める年収の層が狭まる
求める生活水準にもよりますが、共働き希望の女性よりは選べる相手の幅が狭まります。適齢期の年収がそれなりにある男性はライバルがとても多いので、それなりに自分も魅力的でないとなかなか難しくなります。
他の条件で妥協する等の対策をとる必要がでてくる可能性があります。
離婚や夫の失業時等万が一のリスクに備えておく必要がある
専業主婦希望の場合は結婚後の経済的リスクが共働きの方より大きくなります。
結婚して生命保険に入ってもらう前にお相手が亡くなる可能性もゼロではありません。結婚式や新婚旅行、新居の準備などで独身時の貯金を使い果たすことがないようにがっつり貯金しておきましょう。
- 婚活で専業主婦を希望することはイメージ的に不利な面はある
- 専業主婦希望ならではの有利な面もある
- デメリットも知った上で、対策すれば良し
専業主婦の生活は良いものです。
共働きもそれはそれで良さがありますが、どちらが良いかは人それぞれです。
相手が望む方を選ばないといけないことはありません。
世間とは逆の選択は不安かもしれませんが、相性のいい方はいます。
ぜひ、良い方を探して、ご自身が望む幸せな結婚生活を送れますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。